「年をとったなあ・・・」と思うとき
年を積み重ねていくと、若いころ簡単にできたことができなくなってきます。
新聞や本のページが、めくれないこともその一つです。指に保水力が無くなり、湿気が無くカサカサの乾ききった指なので、紙が指になじまないのです。
スーパーのレジ袋に品物を詰めるときも苦戦します。乾いた指では口が開かないのです。
しまいには、指をなめて開ける始末です。若い人から見れば「どうしてそんなみっともないことをしているのかな?」と思うかもしれませんが、これが高齢者の現実です。
眉毛も異常に伸びてきます。腰痛にもなります。目も悪くなります。
自分は、近眼で老眼なので、遠近両用のメガネをかけていますが、近くも遠くも見づらくなっています。夜の車の運転には、特に気をつけなくてはなりません。
それに、物忘れがひどくなり、漢字や人の名前など、瞬時に出てこなくなりました。何か取ってこようと思い、隣の部屋に行くのですが、何を取りに来たのか忘れてしまい、また手ぶらで戻るということもしばしばあります。
年を取って初めてわかるのが、若いというすばらしさで、「自分も若いころ、死ぬ気で頑張っていれば、もう少し違う人生が歩めたのかな?」なんて、今更では遅く、どうにもならないことを思ったりします。
タイムマシンに乗って時間を戻し、若い時の最初に戻り、人生をやり直しても、怠惰な性格は変わらないので、結局、今と同じような人生になるでしょう。
自分のブログは、「明日は頑張ろう!」とか「こんな楽しいことがありました。」とかポジティブなことは書けなくて、読後感が寂しいかもしれませんが、しばらくお付き合いしていただけたらうれしいです。
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