自分は、極度のコミュ障です。今の職場で10時休みに職場のすべての人間が一同に集まり、お茶を飲みながら談笑するのですが、これが自分にとって苦痛で恐怖の時間なのです。
この前、一人の古株のおばさんに「これだけ人がいるのだから何かしゃべらないと!」としゃべりを強要されました。自分もしゃべりたいのはやまやまですが、しゃべることが何も頭に浮かびません。考えあぐねてしゃべることが見つかっても、こんなことをしゃべったら馬鹿にされるんじゃないかと恐怖で口をつぐんでしまいます。
自分は恥をかくのが嫌いで馬鹿にされることも嫌いなのです。いわば荒波に身を投じることができず、岸辺で嵐を見ている卑怯で不甲斐なくて最低の人間なのです。
映画やドラマの主人公は常人では真似できないようなことをやってのけます。それに比べて自分は何もできないと嘆き自分はダメな人間だと自己嫌悪に陥ります。けっして話のタネにならないどうでもいい人間です。
この苦悩を打破するには、人に感動を与えるような人間にならなければ解決しません。相手の人間を膝まつかせて涙を流させるような何かをしないと生きている意味はないのです。