60才からのひきこもり貧乏ブログ

仕事を半リタイアし、つましい日々の暮らしを綴っています。

仕事を変えたら、うつ病が回復したみたい。

約2年前に葬儀屋の仕事で疲れきっていましたが、辞めて派遣の仕事についてから自分の表情が明るくなった気がします。



家に帰ってきても妻とも一言もしゃべらず、職場の同僚ともうまくいかず、人間を信用することさえできませんでした。



自分で言うのもおかしいですが、葬儀屋のころは、眉間にしわを寄せ、苦虫をかみつぶしたような顔をしていました。葬儀屋は、葬儀を何軒もかけ持ちさせられ、「人間にとって一度きりの大イベントなので間違いは許されない」と教え込まれ、相当のプレッシャーを感じていました。



収入は少なくなりましたが、葬儀屋を辞めて正解でした。



派遣の仕事は決して楽な仕事ではありませんが、紹介された現場の仕事が嫌なら辞めて違う現場に移ることもできるので気が楽です。自分は、葬儀屋を辞めてから一社の派遣会社で働いていますが、約二年近く経ちますが、現場は4現場を経験しています。



今は、悪徳派遣業社は、法改正によりなくなってきているので、ブラック企業みたいな、とんでもなく過酷な現場はありません。労災、雇用保険、社会保険にも加入しています。自給的にもハローワークで募集しているパートの時給よりも高いです。



60歳を過ぎると、働きたくても仕事が極端になくなり、直接雇用ではまず見つかりません。派遣を使うクライアントの企業も、忙しい時期だけ派遣を使用できるので経費の節約になるのです。



自分は、一つの現場は、忙しい時期は週に3日、暇なときは週に2日のローテーションで葬儀屋を辞めてからずっと勤めていますが、これにプラスして週に2日違う現場の仕事が増えてフルタイムの期間が三か月くらいあったり、月に一日だけの仕事を頼まれたりします。やりたくなければ断ることもできます。



週に2日しか働かない時期は暇で暇で、困ってしまいますが、現在は週に4日の勤務なので理想的です。60歳を過ぎて、あまりにも過酷な労働はしたくありません。



過酷な労働条件で仕事をして、体や精神に支障をきたすなら、その人にとって、その会社はブラックなので辞めた方がいいと思います。



就職難でやっと仕事にありついたとしても同じことです。生き方はいろいろあります。